こんにちは、川越の整体桑田治療院です。今回は腰痛についてのお話です。腰痛で来られる方は、開業当初から当院では一番多いです。腰が重い、痛い、足先がしびれる、足が上がらない、つる、後ろをむけない、振り返れない、かがんでものを取れない、上を向けないなど、症状、程度も様々です。椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、ぎっくり腰など、傷病名としても色々な種類に診断されている方が多いです。そして同じ傷病名の方でも、施術の仕方がその人その人でそれぞれ変わってきます。
ご縁で海外の方を施術する機会もあるのですが、アジアの方、欧米の方など、関節の固さ、骨格、その他の状態などがとても違います。そんなことから学んだことは、同じような症状でも、同じように施術して、すべて同じように改善することはなかったということです。よくあることですが、テレビなどでこれをやれば誰でもみんな良くなります、というような体操などは特に気を付けた方が良いと思います。ご自身の状態がわからないままで、それを行って症状が悪化したという患者さんが時期を重ねていらっしゃいます。話を聞くと同じ番組を見ていたり、同じ雑誌を読んでいたりとしていたわけです。一般的にこれが良いといわれるものでも、患者さんご自身にあっているかどうかはわかりません。
そして当院でも気を付けているのが、1週間前と今とで、状態が変わっている事がありえることを考えて施術していることです。一般的に知られていることと違うことは、臨床の中では結構多いのではと、施術の中で感じることがあります。腰痛に関することもその一つです。腰痛の経験がありましたら、骨盤調整や仙腸関節といった言葉を耳にした方は多いと思います。まさにその調整や関節状態がちょっとの衝撃やタイミングでずれたり歪んだりしやすい重要な部分の一つでありますが、個人差が結構あります。毎回状態を確認して施術をすることは改善していくのにとても大事なことの一つになります。